シングル父のひとりごと

日々思ったこと、心の整理、ひとりごと

凛としていたい

読者としていつも読ませていただいてる方の、ブログ中のエピソードを読んでいて

過去の出来事を思い出したので書いてみます

 

自分に自信がなく、たたずまいが情けなく妻に怒られたことについてです

 

妻が生前、まだ元気だった頃

結婚5年目あたり

僕はカメラマンとして独立7年を迎えていました

最初の5年位は右肩上がりで売り上げも上がっていき

いい調子できてたんですが、

そこをピークに仕事が減っていったんです

 

当時2005年頃は

カメラマンの営業といえば

作品を出版社に持ち込んで

「私を使ってください!」というやり方が多かったと思います

今みたいにSNSもなく、直接売り込む方法くらいしか やりようがなかった気がします

 

当時、自分に自信もなく腕にも自信がない僕が

まともな営業活動もできるはずもなく

アポをとるだけでも大変です

携帯片手に通話のボタン押すか押さないかで、時間だけが過ぎていく

 

仕事出す方だって、そんなカメラマンが作品持って来たって使おうとは思いませんよね

人とコミュニケーションをとるのが苦手な僕がこんな売り込みをしたって仕事が入るはずもなく、日に日に弱っていったのを覚えています

 

そんなある日

仕事終わりに駅前で妻と待ち合わせしていた時の事

 

ボーッと立っていたんでしょうね

妻は僕を見つけると呆れた顔で近づいてきて

「たたずまいが情けない

背中も丸まってて

ホントカッコ悪い」

「このままじゃ、あんたの事、嫌いになっちゃう、

なんとかして!」と泣きそうな顔

 

自信がないと佇まいさえ情けなくなる

その時は素直になれず、ふてくされた顔でその場をやり過ごしたかな

でも

今は凄くわかる

 

今だって弱くて自信なくて

情けないのは変わらないけど、

年齢を重ねると心も図太くなるのか

少なくとも

外見だけでもシャキッとした雰囲気でいたいと、常に思うようにはなった

50代後半とはいえ疲れた外見ではいたくないと思っている

 

今さらだけど

大事なことを伝えてくれた

妻に感謝してる

 

空に向かって叫びたい

感謝だよー!

 

聞こえてるー?

 

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色んな方のブログを読んでると

たくさんの気づきをいただけます

書くのも楽しいけど

読むのも楽しい

今日も

ありがとうございました