シングル父のひとりごと

日々思ったこと、心の整理、ひとりごと

ドキドキの朝の思い出

来月仕事で海外に行くので

15年ぶりにパスポート申請しました

久しぶりの海外

ちょっとめんどくさい

 

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昨日に続いて今に続く過去の話

 

高校生のころ

運動部で汗を流す傍ら

朝刊の新聞配達をしてたんですね

毎日は体がもたないので週1~2程度

配達を担当してた地域の中に、いわゆる〈ピンク街〉と言われるような一角があったの

当時(1980年代)の風営法は今より緩かったのでほとんどの店が朝までやってるわけ

朝5時台の閉店間際の店に「朝刊でーす」と言って中まで入って行く

高校男子ですよ

刺激強すぎます

 

大抵 入り口でお店のお兄さんが受け取ってくれるのだけれど

朝だとお客さんも来ないし、受付のお兄さんも不在のことが多いのよ

するとね

下着姿のおネエさまが

ご苦労様ね🧡

とか言って受け取ってくれることがあるの

もう、キラキラです

高校男子ですから

大人の世界を知ってるおネエさまは眩しすぎます

毎回それがすごく楽しみでね

何店舗もまわる中、1店舗くらいそんなラッキーと巡り会うことがある

 

あの時の店に入る時のドキドキ感

おネエさんの笑顔

今考えるとホントに笑顔で受け取ってくれていたのかは あやしいが

長い年月の中、勝手に思い出が脚色されてるだけかもしれないし

でも大事なのはそこじゃなくて

今残ってるもの

この時のキラキラした感覚は今でも心の片隅に残っていて大切にしまってある

人物の撮影時、シャッター切る瞬間の感情の揺れが ちと足りないなと思う時、引っ張り出してきて感情に乗せることもある

 

若い頃の経験から来る、揺れ動いた感情のひとつひとつが今につながってる

そして

今を形成している

無駄と思う経験もけっして無駄にはなってない

あとになって初めて気がつくんだよね

 

 

      【 ひとりごと 】

ここに越してきて丸23年

 

ひとり子育ては孤独だよ